ベトナム株ASGグループの分析

HOSEに今年上場したASGグループについてのメモです。

■航空貨物をメイン事業とする空港サービス・物流会社

■フライト数(発着飛行機)に売り上げが連動

■航空貨物サービスが売り上げの4割

■ノイバイ空港を拠点、ダナンに子会社も

■グランドサービスや工業団地も

IPOは出口案件の意味合いが強い?

70%を放出するIPOなので出口案件の上場と思われます。

現在の大株主は8.9%の国際ロジスティックJSC(ハノイ)。

事業は首都ハノイにおける航空貨物サービスをメインとしており、貨物、倉庫、旅客輸送(グラウンドサービス)を手掛けています。

貨物輸送量は360,000~540,000トン/年、トラック110台、冷蔵トラック30台、倉庫の面積は21,000㎡、うち冷蔵は5,000㎡、今後17,000㎡を追加投資予定。

株価指標

現在はコロナ禍においてPERはあまり有効な指標ではないので、アフターコロナに戻った場合で計算してみます。

2019年のEPS=2,174vnd

現在(2020.11.16)の株価35,800なのでコロナ前水準でPER16となります。

割安さはあまり感じられない水準でしょうか、しかし営業利益率が約30%と高く、寡占企業かもしれませんのでこのあたりが適正水準とみることもできます。

コロナ禍でも赤字にならなかったので競争力はかなり高いのかもしれません。(ベトナム航空やベトジェットは赤字にもかかわらず同社は黒字)

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