今回の記事はベトナム株の、短いフォローと感想になります。
ベトテルポスト VTP
物流DX銘柄として注目しております。
Viettel Postはベトナムの物流部門で約17%の市場シェアで第1位となっております。
越の物流業界は年間成長率が14-16%であり、成長する市場の大手というポジションを持っておけばその恩恵を得やすいと考察しております。
同社はカンボジアとミャンマーにドミナント展開を考えており、これが同社のカタリスト(株価が上昇するきっかけ)になると予想しております。(既に会社は設立済です)
VTP は中国、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマ ーに物流インフラを整備しています。
パートナーは、イオン モール、ガーディアン (多業種グループ、ジャーディン マセソン のメンバー) です
VTP は、韓国、タイ、⽇本、中国などの⼤企業との協業に重点を置き、進出を狙っております。 同社はVipoというアリババのようなeコマースサイトを作っております。
同社は越境物流体制の拡大のため、中国広西省にも子会社を設立しています。
12月にはベトナム最大の物流工業団地(約144ヘクタール)が稼働しており、2025年1月には同社ホーチミン倉庫でもDXを導入しております。
同社の顧客であるファッション小売業者Yodyは、48台のAGVロボットと倉庫管理ソフトウェアを購入して人件費を半分に削減した実績があり、国内での優位性はこのようなDX化であると考察しております。
また、ロンタイン新空港への2つの貨物ターミナルへの投資を提案しております。
直近では以下のETFの構成銘柄に加えられております
FTSE Vietnam Index
FTSE Vietnam All-share
企業の売り上げ目標として同社は今後5年間で2023年の売上高の10倍、つまり年間60~65%の成長に相当する高い成長目標を掲げております。
現地ニュースでは2025年から2030年のCAGR 売上+25.3%と利益+34%に達すると予想されております 電子商取引のCGCRは2030年まで25-30%です
以下は株式ニュースを翻訳した文章になります。
12月初旬、ベトテルポストはランソンの物流パークを正式に運用開始した。このパークは143.7ヘクタールの敷地に建設され、ベトナムと中国間の税関データを直接接続する機能と高度なテクノロジーを統合しています。そのおかげで、通関時間は4〜5日から24時間未満に大幅に短縮されました。
Viettel Postは、データセンターや両国の税関データ接続システムなどの重要項目の拡張に重点を置き、プロジェクトの第2フェーズを実施する計画も立てている。このフェーズでは、ドンダンの試験的なスマート国境ゲートと、ドンダン(ベトナム)と萍郷(中国)間の複合輸送を担う8ヘクタールの鉄道駅の建設を支援することを目的としています。
それだけではなく、2025年1月中旬、Viettel Postは、国際配送サービス、輸送、倉庫保管、通関、オンライン取引などを提供するために、中国広西チワン族自治区にViettel Post Logistics and Trading Company Limitedを設立するために137万米ドル(約340億ベトナムドン)の出資を承認しました。
さらに、同社は最近、ロンタイン国際空港フェーズ1の構成プロジェクト4の貨物ターミナル2号、高速貨物ターミナル、建設項目4aグループの投資、建設、運営に参加することを許可する提案文書を運輸省に提出した。
以前、SSIリサーチはViettel Postに関するレポートで、国内電子商取引のB2C速達サービスは現在非常に競争が激しく、利益率が限られているため、Viettel Postによるこれらの新セグメントのインフラへの投資と、2025年以降にこれらの新サービスの展開を開始する可能性は、事業運営を多様化し、新たな成長機会を模索するための正しい方向への動きであると述べた。
ソナデジ・ロンタイン SZL
ベトナム株の工業団地株でロンタイン新空港の近くに位置しております。
増収減益予想 予想PERは14.2です。利回りは5%です
最近はチャウドゥック工業団地の第2期レンタル工場群でオフィスビルと内部道路の建設を開始したばかりです
SZLは2025年の第1四半期に、チャウドゥック工業団地にある5.88ヘクタール規模の賃貸工場プロジェクトの第2期工場クラスターの建設を開始する予定です。
プロジェクトが完了すると、市場に11の標準的な工場が提供され、各工場の面積は2,376平方メートルになります。
また、2025年にSZLはロンタイン工業団地に8つの標準工場を備えた第6期工場クラスターの建設を開始し、各工場面積は1,900平方メートルを超える。
新規で11個+8個の工場を作る予定との事です。
カイメップ港と新空港へのアクセスが良い事から外資による工業団地の選定にて有利なポジションであると考察しております。
MVN
MVN社は現在、16 の港湾企業の株式を含む 34 の会員企業を擁し、13,000 平方メートルを超えるバース(国営埠頭の総数の約 30% を占める)を管理および利用しています。国の主要な港には、ハイフォン港、サイゴン港、ダナン港、クイニョン港などがあります。
VIMC は国内最大のフリート所有者であり、経済において重要な輸送の役割を果たしています。 VIMCの艦隊は現在、最大73,000DWTの大型ばら積み貨物船を含む国内の総艦隊容量の25%を占めており、年間輸出入商品の60%をベトナムに輸送
石炭株
・TMD 北部の石炭企業です。予PERが20と割高かも知れませんが、石炭需要が増加する時代になれば再評価されるかもしれません
・NBC 石炭鉱山を持つ企業です。債務比率が高いのが懸念点ですがニュース感応度が高いです。
・他にはHLC、MDC、THTなど多くの石炭株がございます。
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