ベトナムで空港免税店を運営する タセコエアーズ社【証券コード:AST】の2023年度見通しについて調べてみました

この記事ではベトナムの空港内で免税店を運営する「タセコエアーズ社✨」の2023年の会社業績予想を紹介させて頂きます🙇

ぴっぴちゃん

前回の記事はこちらです🎵
ベトナム株AST タセコエアーズ社の決算フォローブログ記事を書いてみました【アフターコロナ・リオープン・観光株セクター】

 

直近の株価の値動き(6か月チャート)

直近6か月の株価の値動きはこのようになっています😄✨

今期の業績見通し

先日の株主総会で同社は今期の業績見通しを発表しております

売上 1,126,00 (前期比 2.8倍)

営業利益 155,00 (前期比 4倍)

配当 10%-15%

単位:Ty dong

コロナ前の2019年度比

売上 -1.3%

営業利益 -41.1%

MEMO
売上はコロナ前に戻りますが、利益の方は-41.1%と大きく下がっております

コロナ前の業績に利益面で追いつかない理由はおそらく光熱費の高騰や人件費アップ・新店出店による設備投資によるものかと考えています

指標面や定性面について

指標

PER:37.9

ROE:20.8%

ROA:17.1%

流動比率:3.96

PBR:6.1

 

定性面

◎ 管理銘柄からの解除による機関投資家や投信の買い需要が期待できます🎵

◎ 管理銘柄からの解除による信用買いの需給良化🎵

✕ 不景気により越国内や中国人観光客の戻りが鈍い(コロナ前の業績にはまだ追いつかない予定)

  • 【空港関連】…ベトナム国内の空港内でレストランや免税店等114店舗を経営
  • 【コロナ禍】…2021年第3四半期はロックダウンのためほぼ全店で一時休業
  • 【回復鈍い】…ベトナムの国際旅客は中国、ロシア人比率が全体の35%、先行き不透明
MEMO
不景気により、観光需要の戻りは鈍い傾向が見られます

一方でプラスの面としては黒字回復による管理銘柄の措置解除で機関投資家や信用の買い需要が期待できます

定性面の投資リスク環境💹👀

  • 旅行業界のため、コロナや景気の影響を強く受けます。
  • 現地証券レポートでは旅客の本格回復は2024年になる見通しです。
  • 2年連続(8期連続)の赤字ですが、今期は黒字回復の予定です。
  • 警告銘柄から管理銘柄に昇格しており、投資環境は良化しています。

 

今後のタセコエアーズの決算と今後の相場見通しについて

注意
相場はこれから下がる可能性も十分にございます。

あくまで私、個人の予想でございますので、どうか、ご参考程度に留めておいてくださいませ🙇✨

現地の証券会社による2023年の業績予想は売上は16280億ドン、利益は2660億ドンとなっており、今回の株主総会ではこの予想に比べてやや下振れ予想を出した結果となりました

・タセコエアーズのベトナム航空市場で最大の空港小売りチェーンビジネスを行っており、現在ベトナムのすべての主要な空港をカバーしています。※空港ビジネスは半ば独占のため、高い粗利率が特徴の優良小売りチェーン店だと考えております。

・多くのビジネスは米ドルにて収益が集められるため、通貨ドンの下落の影響を受けにくく、米ドル建ての債務のリスクが小さいです。

・売り上げの拡大要因はホーチミンの空港の第3ターミナル、ノイバイの第2ターミナル、ロンタン空港への出店等になります。

・マイナスの要因はコロナ禍や国際情勢による国際旅行客の不透明さ、市内の免税店との競争(お茶も食事も市内の方が安価で美味しいです😲です)

・懸念点として、ロッテが空港免税店に参入を目指しています、時期はコロナ後になるようです。

・競合他社はSAS、CIA、MAS、NCSです。

 

タセコエアーズは2022年の9月にタンソンニャット空港の第2ターミナルに2つの免税店を開いております、これはタセコエアーズでは初めての場所になり、免税店の総数は10店舗になります。メインのラウンジ・カフェ・レストランは92店舗でございます。店舗数は2021年の108→120に店舗数を拡大しております。😄✨🎵

本日のベトナム映画は日本人の監督がメガホンを取った「サイゴン・ボディーガード」

映画ドットコムの評価 3.9🌟🌟🌟🌟

こちらの映画はベトナムの有名俳優であるタイ・ホア、キム・リーが共演するスピード感満載の痛快コメディ🌠になります

始まりからコメディタッチで描かれており、ストーリーには落合監督の感性が随所に見られますので日本人には安心して鑑賞できる内容となっております。香港映画の様な面白いアクションが魅力

この映画はハリウッドにてリメイクが決まっており、出演はジュラシックワールドのクリスプラケットの予定との事です

サイゴン・ボディーガード

 

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落合賢監督のベトナム映画「サイゴンボディガード」、ハリウッドでリメイク

今後のベトナム株は?

 私自身、ベトナム株運用をするにあたってなるべく安全な運用を心掛けております。

キャッシュが厚く、業界トップの企業や他社がビジネスにし辛い「ビジネスの堀」のような企業を念頭に投資していきたいと思います。

イメージ的にはこちらのような銘柄になります

  • IT、DXはFPT(FPT情報通信)
  • 工業団地SNZ(ソナデジ)
  • 観光はAST (タセコエアーズ)
  • 物流はSCS (サイゴン貨物サービス)
  • 防衛関連・通信はVGI (ベトテル国際グループ)

最後までお読みいただきありがとうございました。

ブログにてご紹介差し上げました銘柄はこれからも不定期にはなりますが、更新してお伝えしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします🙇

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