ビルゲイツが農地をたくさん買ってアメリカで最大の農家になったそうですが、良いベトナム株はありますか?
農業・農地関連株では国内最大の種子工場を持つNSC株(中央種苗会社)が良さそうです。
ぴっぴちゃん
ビルゲイツがアメリカ最大の農地王に!ベトナムの農業関連株も上がるはずと思い調べてみました【[HAG] ホアン・アイン・ザライ】
ビルゲイツは、21年1月の時点で、全米19州で25万エーカーの農地を取得済みとのことです。
彼は今や「アメリカ最大の農地王」とまで呼ばれるほどになっております。
その農地の大きさはニューヨークのマンハッタンの10倍以上だそうで、これは香港全土を上回る広さとのことです。
また、彼の財団である「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」は巨大種子メーカーに多額の資金提供を行っていることでも知られています。
ビル・ゲイツの農地保有のニュースを見て、「ビルゲイツは何を考えて農地や種子に投資しているのだろう…」と思われた方も多いはずです。
昨今はインフレが世界中で進み、野菜や果物の値上げが始まっていることからも、『農業セクター』はインフレ対応セクターとして注目されてきている分野かと思われます。
例えばGPM株は肥料の企業で9月末現在では年初来パフォーマンスは+20%と良好です。(今年のインデックスは-20%位のため、インデックスを+40%アウトパフォームしているという事になります。)
種の販売会社であるNSC株(中央種苗会社)に注目しています
売りたい時に売れないリスク、買いたい時に変えないリスクがあり、短期の投資には不向きな銘柄です。
この会社はお米の種の生産販売をしています。
売り上げ構成はお米の種が8割、トウモロコシ1割、その他1割です。
北部シェア45%、ベトナム国内ではお米が15%、🌽トウモロコシ10%、野菜5%となっております。
輸出は稲とトウモロコシ🌽種苗を中国、タイ、ラオス、カンボジア向けに行っています。
最近ベトナムから輸出するお米のお値段が従来の2倍水準となる30米ドル/トンを超えたことはベトナム国内でも大きく話題となったようです。
こうしたお米の取引が増加しているというニュースはお米・稲を扱うNSC株には追い風かと思われます。
まとめるとNSC株には以下の様な特徴がございます。
- お米の商品価格の上昇で短期的に注目される可能性がある
- 不景気関連セクターとして、農業株が注目される可能性がある。
- 古く地味な会社だが、脚光を浴びていない分のリスクは小さい可能性がある。
ぴっぴちゃん
ベトナムでは種子市場の7割が外資系になります。これは強力な競合他社がいるという事で日本企業の『サカタのタネ』もライバルになっています。(他には Bayer (ドイツ)、Syngenta (スイス)、Vilmorin (フランス)、Bioseed (インド)、 East-West Seed (タイ)等)
市場となるベトナムの農地は国土の4割だそうです。また、ベトナムは農業と水産で労働力の4割を担っているとのことです。
ベトナムではコメとトウモロコシがメイン作物でこの2種が農地面積の62%を占め、生産高は約50%となっております。
古い資料になりますが、2018年の需要94万トンに対し、国内供給は37%との事です。
NSC社販売のVINAseedは全国で約19%、輸出はラオス、カンボジア、中国向けが安定的に推移しています。
外資系の種子会社が強いのは品質(1つの種から取れる生産量=売上)が良いのが理由かと思われます。
NSC株の周りの環境は以下のようになっております。
- PER:6.04 業界平均は7前後、外資のモンサント社はPER12です
- 営業利益ベースで25-30%の増収が見込まれる模様です
- インフレによる商品価格の上昇や下落リスクが高いです
本日のベトナム映画紹介は日本映画のリメイク版になります。ベトナム版『パパとムスメの七日間』
日本人の作家さんである五十嵐貴久の小説がベトナムで映画化された作品です。こちらの作品は日本でもドラマ化されています。
落合賢が監督を手掛けており、日本の会社が舞台なので日本語を話すシーンも出てきます。
ストーリーは真面目な女子高生とそのダメ親父の体が突然入れ替わってしまうというものです。
全般的にコメディーでお笑い要素が多く、最後は泣ける展開が待っています。
こちらの映画はテンポよく見られるコメディー映画でポップコーンが似合う感じです。
元気になりたい時に見ると幸せになれる映画です😁✨
原作はこちら:五十嵐貴久 「パパとムスメの7日間」 (幻冬舎文庫刊)
最後までお読みいただきありがとうございました。
NSC株が上がるかどうか、定期的にニュースをチェックしてご報告していきたいと考えております。
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