昨日のベトナム指数はプラス引けで979ポイントで引けています。
本日は前日比変わらずからスタート、ハノイ、UPCOMはプラスで推移。日経やダウと比べると安定した値動きで、ボラティリティの強い新興国指数とは思えないほどの安定的な動きです。
SASは引け後に29400株の自社株買いが終わったと報告しています。
VIC(ビングループ)が配車アプリの「FAST GO」とパートナーシップ契約に署名
ビングループは配車アプリの「FAST GO」と戦略的パートナーシップ契約を結んでいます。「FAST GO」は東南アジアでは主流のGrabに対抗して新しく始まったベトナム地場のサービス。「VIN FAST」の車両ドライバーは優先的なプログラムを利用でき利用になるようです。
なるほど、ドライバーを使ったプロモーション効果を狙う意図があるのかもしれませんね。
気になるベトナム企業の動向ニュース
昨日のニュースで気になったベト株は以下の通りです
- GEXが無償増資を発表、20:3
- SASが自己株式を購入、29400株
- MWGの、Bach Hoa Xanh(スーパー)が今後北部へ進出とのこと
- 新空港、資金調達は3つの提案から
この中で気になったのは3つ目の新空港関連ですね、3つの提案とは1.ODA、2.ppp(国内外投資家)、3.ACV(Vietnam総空港公社)からとのことです。
5年後の2025年に開通の迫った新空港ですが、本命は3のACVです。理由は投資先だから(笑)今のところ未定ですが、思惑買いもあるかも知れませんね。
空港関連としましては前回ホーチミンの空港拡張の施工主がACVに決まったことでここはかなり政府と強いコネがあるのではないかと考えております。前回も同じように国内外の投資家からの資金調達案があり、ベトジェットやFLC、SASなども名乗りを上げていましたが、結局ふたを開けてみるとACVに落ち着いたという結果になりました。
ACV案は時間がかかり、国内では不評だったのですが世論を無視してまで決まった部分を考えるとロンタイン新国際空港でもかなりの部分はACVが受注する可能性が高くなったと思います。
工事費の減価償却など投資額を考えると利益が載るのはかなり先になるかも知れませんが、思惑買いはまだ入っておりませんので長期目線で投資するには間違いない銘柄に見えます。タイの空港総公社とくらべるとべらぼうに安い水準です。
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