ビナミルク社の第1四半期の達成率は、売上高計画の20%、利益目標の16.1%でした。
この達成率が続きますと配当に影響があるかもしれません。
4月の月次は二けたの上昇とありますので第2四半期の決算が出るまで待ってから判断しても遅くはないかも知れません。
2025年株主総会メモ
会社側は今期の売上、税前予想は+4.3%、純利益は+2.4%と予想しております。
市場の原材料価格は2025年第1四半期に4.5%上昇しましたが、一方で販売価格は約2.6%の値上げにとどまっております。このままですと利幅が小さくなるので同社は通年では3.4%の値上げを見込んでいるとの事です。
配当について
ビナミルクは利益の90%を株主への配当金に還元しており実際の配当性向は90%以上の年が4年続いております。
2024 年の配当方針は翌年以降も維持できるかについては株主総会にて総裁が配当金は税引後利益の50%以上です。この水準は毎年設定されますが、常に90%です。と述べており、実際には純利益額に左右されることを示唆しております。
今期は工場移転問題などがあり、また利益率が低下しているので減益となった場合は配当金額は減額される可能性もございます。
ですが、会社の純利益予想は+2.4%であり、その通りに着地をすれば配当金額は今期と同等額であると考えております。
2024年度の現金配当総額は額面金額の43.5%となり、2023年度の配当額と比較して5%(1株あたり500ドン相当)増加します。
Vinamilkが2期にわたる配当期間を通じて株主に支払った金額は4兆1,800億ドンであり、2024年度の残りの配当額は23.5%(1株あたり2,350ドン相当)となります。
次の配当は株主総会での承認後、取締役会は2025年4月25日から6ヶ月以内に配当額と実施時期を決定されるようです。
アメリカからの関税が0%になった場合について
現在の液体ミルクの輸入税は2%から15%で影響は小幅になると同社は述べています。
粉ミルクは現在10%ですが、米国産の粉ミルクは価格が高いために直接的な競合にはなりにくいと述べています。
私の考えは、高級製品部門では少し影響が出るかも知れないと思っています。
結論:損切りラインにこれば切り、配当利回りが下がれば売ります。
私は配当株として同社に投機しております。ですので損切りラインになったら売却し、利回りが低下すれば売却をする予定です。
それ以外でしたら配当株としてワークしているという事ですのでホールド致します。
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