現在、2024年9月18日時点におきまして、アメリカの金利が利下げの方向となり、市場は大きな転換点を迎えようとしております。
この記事では過去の利下げにおいてベトナム株がどのような影響を受けてきたかについて、過去の不動産暴落の代表格である「リーマンショック時」の動きからベトナム株は買いか、売りかについて検討していきたいと思います。
結論、ベトナム株は暴落の危険があり、売りが正解です
まず、結論から申し上げますとリーマンショック時は米国債以外、全てが売りでした。
ですのでベトナム株も売りが正解になります。アメリカダウ、ベトナム指数、共に半値(-50%超え)の暴落が来ると考えております。
以下はアメリカダウとベトナムインデックス指数の利下げ後→リーマンショック時のチャートになります。
利下げ開始からちょうど、1年後に高金利に耐えられなくなった株式は暴落を始めます。
では、利下げ開始からどのように立ち回ればよいか?
では、利下げ後にどのような立ち回りをするべきかと言いますと、1つは米国債を買う事になります。
日本株で言えばETFが上場しており、コード番号 2621及び 238A でも良いかもしれません。
では、ベトナム株オンリーではどうかと言いますと、まず、キャッシュポジションを最低10%~50%を持つ事が良い投資に繋がるのかも知れません。
下がることが分かっているのなら、暴落時に買い物が出来れば資産を大きく伸ばす事が出来るからです。
私の様に株100%のポジションがなかなか外せない人は「連続増配株、連続固定配当株」をキャッシュポジションの代用として買う事も手段の1つだと考えております。
今回のアメリカ不況はリーマンショック時と不動産市況と高金利の点において酷似しております。
同じ事はベトナム経済にも言えます。
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バフェット氏の暴落待ちの姿勢を見て、同じポジションを取る事は賢明か?
上のグラフは2026年9月末まで3.6%の高金利が続くことを意味しております。果たして経済はこれから2年、持つでしょうか?
賢明な投資家として知られるバークシャのバフェット氏は既にPF1位のアップル株を売り、キャッシュポジションで暴落待ちのポジションを取りました
Warren Buffett’s Growing Cash Stockpile Sparks Stock Market Fears
ビルゲイツ氏の財団もほぼ全ての株を売っております。
私はこれら「賢明な投資家」たちの取っている行動は注目に値すると考えております。
これと利下げのタイミングを合わせると、今後、株が売られる局面が近づいてきていると考えるのは妥当に見えます。
ベトナム株については私は高配当株にポジションを移すことで暴落局面に対応しようと考えておりますが、キャッシュポジションを5%程度、作るシナリオも考え始めております。
10%が厳しいというのならせめて3%、5%程度なら、現金ポジションを作っても良い局面だと考えております。
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皆様の投資成績の上昇を心より祈っています。
これまでの記事を読んでくださり、ありがとうございます。
皆様の投資成績の向上に少しでも私の記事が役に立ちましたらこの上なく幸せでございます。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
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