数あるブログの中からこちらの記事をお読みくださり、ありがとうございます。
初めに…私はベトナム株において、何から何まで要領よくうまくやることは不可能であると考えております。
ですが、不得意な人には不得意な人のスタイルがあります。それは少しずつ向上していけば良いという事です。少しずつだけれど、コツコツ調べていけば向上は向上です。今回の記事ではそんな私の投資方針をご紹介差し上げたいと思います。
2025年が始まって1か月が過ぎましたが、外国人投資家は13か月連続でベトナム株を売り続けていることが分かってきました。
年初から外国人の売りは加速している様にも見えます。
外国人の市場における割合は2012年と同程度まで下がっており、これは13年前と同じ水準です
外国人が2025年、売っているのはFPT VIC VNM MSN
外国人投資家が売っている株のトップはFPTです。2位はビングループ、ビナミルク、マサンと続きます。
市場格言で「Trend is friend」はトレンドを味方につけろ、と解釈されております。
つまり、この売りトレンドに反して買い向かってはいけないという事だと考察しております。
ベトナム株で外国人に人気の銘柄が売られているのは相場環境の変化で「不人気」になった事でババ抜き状態になっているからだと考察しております。
ETFやファンドの基準価格が下がっている事も同じ状況(外国人の売り)を示しております
韓国のSKグループがビンG、マサンを投げ売り
SKグループはマサンを取得原価=インフレを加味すると実質的に損切りにて売却しております。またSKはヴィンGも売却しております。
SKは韓国の大手財閥なので、三井住友的な立ち位置の大企業です。
この様に外資が撤退している背景にはベトナム中銀とアメリカ中銀の金利差による裁定取引が働いている事も一因だとされております。
私の考えではさらに円キャリートレンドの解消(円での資金調達の急激な巻き戻し)も一因であると考えております。
この相場の悲観シナリオは通貨危機
市場は弱い部分を突く性質を持っております。
金価格の高騰、債券価格の下落、外国人投資家の大きな売り越し、これはタイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、インドでも起きており、世界的な現象です。
対策として考えたのは以下の投資方針です。
- キャッシュポジションを20~40%まで高める
- ゴールド(現物がベター)を買う
- 外国人に人気の株、大型優良株を避ける
私は現在キャッシュポジを15%まで高めました。そしてゴールドを買っております。ゴールドのETFは市場動向の影響を受けますので現物の方を選好しております。
そして外国人が毎日売っている大型優良株(ETFに組み入れられているような株)には近づかない事です。
危機という感じの機はチャンスの意味です
「危機」は危険の危という感じと機会(チャンス)という2文字で出来ています。
これから資産が7割減、8割減というような世界的な危機が訪れた場合、その暴落はキャッシュポジションを持った投資家にとって待ちに待った「バーゲンセール」となります。
米国は利下げをしない高圧政策やリバースレポでドルの供給を絞って意図的にドル高を演出しております。
コロナはワクチンを作る製薬企業にとって「恵みの雨」でした。
売り上げは爆発的に増え、株価は急騰しました。
今回のドル高はおそらくアメリカ市場で最後のドル高になるかもしれません。
歴史を振り返ると1997年の通貨危機でタイや韓国は通貨防衛に負けて財政破綻をしており、現在と似た状況であると考察しております。(FRBは利上げを繰り返し新興国はドル建て債務を変換できずIMFに出資要請を出しております)
この時、誰が儲かったかと言えばキャッシュポジションを持っていた投資家です。
なので、暴落後の安値で今売られている大型優良株(不動産)を買う事こそ、次の上昇相場でお金持ちになれる近道であると考えております。
そのために上記で紹介した1,2,3 の対策をしっかりと進めていきたいと考えております。
「希望があるところには必ず試練があるものだから」
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたの資産がこれからドンドン増えて良き、人生に幸せが満ち溢れます様に…🌟by ぴっぴっ
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