ベトナムの林業を調べてみました。木質ボードの会社アンクン社【ACG株=An Cuong Wood】

 

ベトナム株で安心して投資出来て、面白そうな銘柄はありますか?

はい、木材ボードを加工して住宅向けに販売するACG株が面白そうです😁

 

私がACG社に投資妙味があると考える理由

ACG社はベトナムで最大の内装建材流通・加工会社で、木質ボードを芯材とした二次加工・内装建材全般の生産・販売・施工をしています。

簡単に言えば「木くず」を再利用して木質ボードを作っている会社です。
小生は直近の下落により割安になったため、購入しております。

上昇カタリストは「割安感による見直し買い」と「木質ボードの将来的な輸出の可能性(予定)」でございます。

※現在はACG社は国内市場のみで、輸出はしておりません。

 

ぴっぴちゃん

前回はベトナム注目の外資系ファンド「Fubon」について、ご紹介差し上げました

 

【ベトナム株】直近のストップ高と外国人買いから考える将来有望なベトナム株を調べてみました。「Fubonファンド」についても調べてみました

 

同社は直近に新規上場した銘柄です

ACG社は最近上場したばかりでまだまだ情報は多くありません。

情報の確実性には細心の注意を払っておりますが、あくまでも小生は投資の初心者ですから、間違っておりましたら大変申し訳ございません🙇✨

それでは、ACG社について概要をお伝えいたします。

【アンクンウッド社】An Cuong Wood-Working JSC社 

ティッカーコードはACGでございます。

同社の主要生産品はキッチンキャビネット、ワードローブ、家具収納、ドア及びそれらの基材となる化粧ボードの製造・販売です。(ACG社の商品は同社ウェブサイトをご覧いただくと分かるように住宅の内装の木のパネル、板をイメージしていただくと分かりやすいかと思います)

主要な生産設備は、低圧メラミン化粧ボード生産ライン、NC加工機です。

本社住所

DT 747B Street, Phuoc Hai, Thai Hoa Ward, Tan Uyen, Binh Duong Province, Vietnam

代表者

LE DUC NGHIA (President, CEO)

従業員数

3,111名(2018年9月時点)

沿革

・1994年 An Cuong社を設立し、木質ボードの輸入を開始

・2006年 二次加工工場を設立し、MFC(Melamine Face Chipboard)の生産を開始

・2012年 工場を拡張し、内装建材の製造を開始

・2018年 第二工場建設

事業の概要

二次加工化粧板、木質内装建材の製造・販売・施工

 

 

 

ACG社は木材チップから木材ボードを作って販売しております。
これは部屋や施設の壁ボードとして不動産・工場・住宅などに使われているようです。
ACG社はこの木質ボードを製造から販売まで一貫したビジネススタイルを持っております。

 

ACG社の木質ボードは日本のホームセンターで売っているパーティクルボード(木材のカケラを集めて作った板)のイメージで良いかと思います。

 

今後のACG社の見通しについて

 

注意
ベトナム株式市場の相場環境は今後変化する場合がございます。
また、2022年12月現在において、米国において中国木材製品には関税がかけられております。これにより、ベトナム産の木材製品は輸出額が4年で2.5倍に増加しております。

しかしながら、現在ACG社は木質板を輸出しておりません。ただ、同社は将来的な輸出計画もあり、このような周辺の外部環境はACG社にとって追い風になっております✨

※ 外部環境(特需要因)は一時的で、今後のインフレ動向や、貿易協定次第では中国産の木材輸入について関税が引き下げられることも考えられますから対中規制に関しましては今後とも、注意が必要です。

このような輸出木材セクターの追い風を受けて、同社はこの部分を補足するべく、日本のサプライヤーと提携を行いました。

 

外部リンク:住友林業、ベトナムで住関連事業を拡大(2017年10月24

外部リンク:2019年01月07日 ベトナム内装建材企業を持分法適用会社に An Cuong(アンクン)社への出資比率20%へ

 

日本の大手企業との提携により、ACG社の信用や販売先アップが見込まれます。

住友林業は2010年にVina Eco Board社を設立しており、その創業当初よりACG社に木質基材を供給しております。

また、2015年には現地大手ディベロッパーのPhu My Hung(フー・ミー・フン)社等と、ホーチミン市7区で総戸数約2,400戸の不動産開発を開始しており、ACG社との協業強化により北米、アジア、オセアニア地域においての取引拡大が見込まれます。

 

  • ACG社は住友林業グループ(持ち分適用会社)の提携による販路拡大が見込めそうです
  • 直近の相場下落により、株価は大きく下落しておりますので割安さがございます。

 

ぴっぴちゃん

ベトナムの不動産市況が回復する頃にはACG社の売り上げも安定しそうですね🎵

ACG社について、まとめると次のようになります

  • 直近上場銘柄のため、まだ売りが降ってくる可能性があります
  • 日系企業が大株主になったことによる信用&販路拡大が見込めます
  • 収益は69%が代理店を通して販売、15%はVinhomes、Novaland、Keppel Land、Nam Long等の大手不動産です
  • 現地Tan Viet証券によれば2022年~2025年までの年間成長率は15%との事です。
  • ACG社はカナダ、米国向けの輸出は2025年までに売上の2割を占める予定との事です。
  • 他の木材メーカーはTTF、GDTがございます。
  • 同社製品は国内の産業用木材および装飾材料の市場シェアの55%を占めています
  • 同社は、2025 年までにベトナムの工業用木材および装飾材料の市場シェアを 55% から 70% に増加させることを目標にしています。
  • また、同社は2025 年までに 3 億ドルの収益目標を設定しています

同社の販売先一覧は以下のようになっております。

不動産大手のビングループや、シンガポール系のキャピタランド等の大企業が顧客なのは良い傾向かと思います。

 

本日のベトナム映画紹介は『ベトナムを懐う(字幕版)』

こちらの映画は1995年の冬のニューヨークが舞台の映画です。ベトナムからアメリカに移民した家族の物語でございます。

ベトナム人のおじいちゃんは息子たちに昔住んでいたベトナムの思い出を語り始めます…

ベトナムで子供の頃から青年期になるまでの世界観が非常に美しくて最後の下りまで一気に魅せられる映画となっております。

家族にベトナム人の方がいらっしゃる場合はアイデンティティーや価値観の違いなどに、気付かされるシーンが出てくると思います。

あらすじ

1995年のニューヨーク。雪の中を老人ホームから抜け出してきたトゥーは、息子グエンと孫娘タムのアパートに転がり込むが、ボーイフレンドの誕生日を祝おうとしていたタムは祖父の乱入に困惑を隠せない。ベトナムの思い出を語るトゥーとアメリカ育ちのタムの溝は深まるばかりで、ついにタムの怒りが爆発、トゥーは家を飛び出す。そこへ帰って来たグエンは故郷への哀しい思いを語り始めた。なぜグエンは祖国を捨てたのか。タムはベトナム移民である自分の知られざるルーツと家族の歴史を知ることになる。

ラストの歌は感情を揺さぶります。離れた故郷の憧憬に胸を締め付けられるような切なさが見事に描写された映画となっております。

物語の中では越南(ベトナム)らしい美しい田園風景が描かれておりますので、ベトナムの田舎の世界をそっと見守るように覗く事が出来ます。

また、米国は個人主義に対してベトナムは儒教思想が強い家族主義なので、その文化的な価値観の違いも見どころとなっております。

ベトナムから移民した3世代のジェネレーションギャップ、伝統や祖国への思いなど、移民した人々が持つ複雑な思いを見事に描き出した作品でございます。

美しいベトナムの田園風景を是非ご覧くださいませ😊

ベトナムを懐う(字幕版)(字幕版)

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予告編はこちらです(無料)

 

漫画で簡単にベトナムの事が知りたい方は、こちらもおすすめです😄


最後までお読みいただきありがとうございました。

このままACG株が上がるかどうか、定期的にニュースをチェックしてご報告させて頂きたいと考えております。

今後共宜しくお願い致します🙇

それでは、また😁✨

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