お疲れ様でございます。
ベトナム通貨は過去最安値に沈んでおり、某韓国企業は新規でスマホ輸出をストップしており、ベトナム経済は正念場となっております。
米国債が突然リスク資産のように取引されるようになった
米国債は、長い間、パニック時の投資家の頼みの綱となっておりました。
つまり有事の米債買いでございます。
しかしながら、ここ数日は債券利回りの上昇、特に長期債の利回りは急上昇し、一方で米ドルは急落しています。
投資家は10年および30年満期の米国債を売却し、価格を下落させ利回りを押し上げております。株、仮想通貨、米ドルも売られており、上昇しているのは金だけでございます。
このまま外国人投資家が米国資産からの撤退を続けると、結果は悲惨なものになると考察しております。
グローバリズムからの撤退は前例である英国通貨ポンドが2016年のEU離脱投票後、高値を超えられていない部分を見ますとドルもそのようになるかと思っております。
これからおそらく、ヘッジ手段としての米国債の機能はワークしていかなくなる可能性が出てきたのだと考えております。
金は全ての資産で一番上がったアセットです。
金が輝く時代がきております。金は年初来+18%となっており、株安の影響を受けておりません。
また、トランプ関税ショックにより米株、米ドル、米国債も売られた事から金は安全通貨としても将来有望な資産であると考えております。
ドル安につきましては、外国勢の対米投資が現在、投資危険性(中国人オーナーの土地接収等)のリスクがあり、回収の方向に進んでいる事が一因となっております。
私は現在、金の上昇要因は以下のような事情から来ていると考察しております。
- 世界的な値上げ・インフレ動向は金のアップサイドを上げます。
- ドル離れ、アメリカから資金を引き揚げる流れ
- FRBの利下げ予想のトレンド
- 中国人民銀行は自国の通貨安時に金を買う傾向にある
- 関税ショックのため、安全資産である金が買われる
- 世界の中銀の利下げ動向は個人の金購入を後押しします。
- 金融緩和の前には金が買われる
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