FRTはFPTの子会社のスマホの販売屋さんです。
現在の指標は以下の通り
- PER 6.1
- PBR 1.7
- 営業利益率 2.5%
ベト株ぴっぴ
現在FRTは市場でずっと売られていて嫌われ者状態です。株価も指標的には良い水準まで落ちてきています。
メインであるFPTショップ(スマホ、アクセサリー販売)はローンでの不良債権が100億ドンあると噂されており、業績の回復の兆しはありません。
売り上げの41%はオンライン経由です。
新しく始めた薬局事業はどこまで業績に貢献する?
そんなFRTですが、薬局屋さんを始めました。売り上げは全体の4%と僅かですが、急速に店舗拡大を目指しており2021年には5倍規模まで増える見通しです。
現在70店舗 2020年は220
2021年421店舗を目標
ベト株ぴっぴ
市販薬の市場は年率9.5%で拡大を続けており、FRTは2020年までに国内シェアの3割を取ることを目標としています。
現在は売り上げの4%程度と小規模で、市場は懐疑的です。株価はこの薬局事業については無視している状況にみえます。
薬局事業は2021年度には黒字化を目指してます。
ベトナムの医薬品市場は6500億円の市場があり、市販薬は1600億ほど。 これは携帯市場と同じくらいの規模です。
FRTは2020年度中には700店を出し、国内シェア30%を目指すとのこと。 推定収益は60億ドン
ドラッグストアは売上を増やすために、特に処方薬や医薬品に重点を置いています。
同業者と比較して非常に多くの商品数を持っていることに注意です(通常1,500個に対してFRTは6,500個)
Long Chauの処方薬の量は、通常の薬局の量の6〜7倍です。 日本でいうならば日本調剤のような処方箋小型店ですね
現在FRTの扱う薬などの商品はセールで2割引きで販売しているため売上総利益率は10%台、このような販促策はいずれ無くなるので売り上げの数字は粗利率と一緒に見たほうがリアルな力量がわかるとおもいます。
この薬局事業と小売りのダブルエンジンで同社がどこまで戦えるのか?もう少し決算やニュースを追いかけていきたいと思います。
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