このブログがベトナムで資産運用をされている方々の参考となりますと幸いです。
前回の記事ではベトナムの不動産株について調べてみました。
ぴっぴちゃん
今回はベトナム株の中小型株についてご紹介させて頂きたいと思います
米国でラッセル2000という中小型指数が買われていることから、ベトナムでも同様の中小型物色が始まるかもしれないと思ったのが調べるきっかけでございます。
資本の世界は繋がっているので同じセクターが注目されるのは自然の摂理だと考えております。
ぴっぴちゃん
VIC(ビングループ)株の直近6か月の株価の値動きはこのようになっています😄✨
エヌベディア系で吹いたテック/半導体株は避けた方が良いかも
まず、避けたいのは今バブルで上がっているテック/半導体株です。
FPT株は水準的にはPERがまだ他のテック株より安いと思います。
日米の半導体/テックのPERは60を超えておりますので、比較では割安に移ります…が、相場の先導役であるエヌベディアが下がると連動安になる傾向が最近は増えていたので上昇の伸びしろという意味では他の株に軍配が上がると考えております。
一方で利下げは新興国投資のタイミングになりますので伸びしろがある銘柄で言えば欧米のETFの組み入れ銘柄も良いかもしれません
23年前米FRBの利下げの開始時期からドル安のタイミングで新興国投資が盛り上がったのは”BRICS”という単語が初めて使われ始めた2000年代の初頭であり、これはゴードマンサックス社が新興国投資で稼ぐために作った造語になります。
現在に戻ってみますと、今の半導体バブルの大きな調整と、FRBが利下げの可能性を示唆した事で中小型のラッセル2000指数が4%近く一気に吹き上がるのは相場サイクルの転換を象徴したターニングポイントである蓋然性が高いと考えております。
ベトナムにおきましても、現在は中間層が急増しており、現地ベトナム人投資家たちが中小型の上昇相場を演じていくシナリオも頭に入れておきたいと考えております。
結論:増収増益傾向の中小型と大型株の両輪で大相場に備えるのがバランスが良いかもしれません
まず、これまで先にバブルをやってしまったテック/AI銘柄に残りの伸びしろは少ないと考えております。それはFPT、VGI、CMG、FOX ABC、TTN、ITC等です。
また、銀行、不動産セクターは不良債権が多いものでも信用の成長している銀行は良いと考えております。直近で債券発行が出来た企業はそれだけ信用力と担保があるというだと推察する事が出来ます(利下げには金利の低い債務に借り替えが効きますので…)
前回のラッセル2000相場で中小型株には5~10倍になる銘柄も多くありました。それはテックバブルのゆるやかな崩壊資金を中小型が受け皿となり吸収していった事で資金の循環が効いた事が一因となりました。
既にベトナムの小型不動産株で2か月で+50%している銘柄も確認ができますので、素晴らしい相場環境が近づきつつあのは間違いありません。
歴史を振り返りますとアメリカのITバブルの崩壊は2001年、その後の利下げに寄り、ラッセル2000バブルを始めとして日本でも2000年代半ばにはプチ不動産バブルが発生しております。
2002年~2005年まで日本では中小型の不動産株バブルが発生し、若い経営者らはヒルズ族と呼ばれ、相場は上昇相場に酔いました。小学生が株をやっているとTVで放送されていたのもこの頃です。そして2008年のリーマンショックに繋がるのですが…
個別の具体的な銘柄については次のブログでお知らせさせて頂きます。
何分、素人の予想になりますので、当たるも八卦当たらぬも八卦でお楽しみください<(_ _)>
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。皆さんの応援が私の原動力です。
ぴっぴちゃん
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