機関投資家のベトナム株ビングループの組み入れ比率が上がっています。
7月にかけてドラゴンキャピタルファンド(ベトナム)、ツンドラファンド(スウェーデン)が相次いで保有率を増加させており、直近のビングループの上昇は機関投資家による買いだったようです。
7月末のTundra Vietnam FundポートフォリオにおけるVinGroup(VIC、VHM、VRE)の合計割合は15%に達し、年初(1月末で9.5%)から保有率は急上昇しています。
最近、Tundra Vietnam Fundだけでなく、多くのファンドが「VinGroup」株の割合を増やしています。
ツンドラベトナムファンドの7月のパフォーマンスレポートによると。パフォーマンスはUSDで1.5%の増加、ファンドの増加率は4.7%でした。
ポートフォリオの組み入れ比率は以下になります。
マサングループ | 7% |
FPT | 6.9% |
BIDV | 6.3% |
ビンコム | 6.0% |
ダットサン | 5.3% |
ビングループ | 5.3% |
ビナミルク | 4.5% |
ビンホームズ | 3.7% |
ホアセン | 3.5% |
リエンベト銀行 | 3.3% |
上昇率はビングループよりも系列のビンホームズ、ビンコムリテールの方が良かったですね。それぞれ11.6%、9.7%の上昇率でした。
好業績で買われたビンホーム(VHM)とビンコムリテール(VRE)
ヴィンホームズの第2四半期の利益は同期間で75.6%増加し、2019年上半期には住宅販売が好調で21.7%増加しました。
一方、Vincom Retail(ビンコムリテール)は、デパートの拡大により、第2四半期に収益は30.8%増となりました。
第2四半期に、Vincom Retailは3つの新しいショッピングセンターをオープンしています。これにより、ショッピングセンターの総数は69になりました。
VinGroupsの純利益は、Vinhomes、Vincom Retail、および教育やヘルスケアなどの他のビジネスの積極的な展開により、2019年上半期に120%の増加をみせています。
ツンドラファンドは今期KDF、LPB、CTG、FPT、PNJへの投資が順調だったようです。また、7月には、いくつかの不動産銘柄を組み入れたようです。
7月末までに、Tundra Vietnam Fund新しくビンホームズを購入したようです。
ぴっぴ
最近は、Tundra Vietnam Fundだけでなく、多くのファンドが「VinGroup」株の割合を増やしています。
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