本日VN-INDEXは-0.51%と小安い中で逆歩高を演じるSASは現在9.6%と連日上昇しています。
ベトナム株はいったん火が付くと連日上昇していくのですごいですね~!
さすがに株価が倍近くになってからですと、買うのに抵抗があるので今回は第2のSASを探していきたいと思います。
第2のSAS候補はAST!
AST(タセコエアサービス)という銘柄があります。
SASと同じく免税店を運営し、不動産事業ではダナン市の一等地に5つ星ホテル「アラカルトホテル」を抱えている中部の優良企業です。
こちらはPER16と適正評価でずっと推移していますので大きな株価変動はなくきっかけ待ちとも考えられます。
SASも上がる前はずっと横ばいチャートでしたのでチャートの形状は似ているかな、と。
SASの場合は第2四半期の決算がきっかけで動きましたのでASTも見直し買いが入るのはこうしたニュースがきっかけになるかもしれません。
ダナンの空港は拡張工事が終わり、キレイなターミナルができたのでインバウンド需要も順調に伸びていますし、観光客は今後増える一方ですので安心して持っていられる銘柄とも言えます。
SASと同じ免税店、リゾートホテル運営、業績好調という3拍子揃った材料でどこまで買いが入るか注目していきたいと思います。
SASの買い手はベトナム国内投資家?
一方で気になることがあります。それはSASの買い手はベトナム国内投資家が中心となっているということです。
出来高は申し分なく力強い上昇となっているSASですが、連日外国人投資家が数十万単位で売っているのです。
外国人枠も増えており、今回の上昇は国内投資家が買い、外国人投資家は売るという構図になっています。
ベトナム株は上がるとずっと上がり続けることが多いのですが、それは国内投資家の旺盛な買いによるものが中心となっているので今回の爆謄は典型的なベトナム株上昇パターンとも取れます。
2Qでとても良い決算が発表されたのでそれをカタリストにした「理由のある上昇」ですが、そろそろ決算の反映は済んだようなPERでもありますので今回はSASではなく、関連銘柄に注目したほうがリスクが低いと判断したのです。
位置的にも一旦調整が入ってもおかしくありませんし、国内投資家がこれまで買いあがった分、指数が下がったときにはごっそり売られるのではないかという警戒感もあります。
わたしは山っ気が多いのでつい入ってしまっているのですが、これ以上の追加はやめて、似たような環境下にある次の決算で火柱が立ちそうな銘柄に行くのが賢いと判断いたしました。
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